こんにちは。
今日は暮らしの学校岡崎校のレッスンでした。
暮らしの学校岡崎校では、ボールのレッスンは初めてでした。
テニスボールを手の上に載せて、指先の力を抜いてボールに沿わせる。
こんな簡単なことですが、ほとんどの人ができませんでした。
次にその手を両腿の上に置いて、ゆるく動かしていきます。
例えば、ボールを持った手を前、後ろに転がします。
最初はぎこちない動きです。
手首から先だけ動いて、体幹はビクともしません。
皆さんの動きを見ながら、私がいろんな声掛けをしていきます。
「もっと柔らかく動きませんか?」
「肩はどうなりますか?」
「背骨はどうなりますか?」
「頭は……」
5分も経つ頃には、全員が全身を連動させて動けるようになりました。
ボールを持つ手を左右に転がしたら、全身が手の動きに合わせて左右に揺れます。
ボールを前、右、後ろ、左、前……と転がすと、全身が手の動きに合わせて動きます。
レッスンの最後にこんなことを言った方がいました。
「椅子に接しているお尻(骨盤)も、手に連動して動いています」
これがわかるって、ホントにすごいことなんです。
この動きはフェルデンクライスの「骨盤時計」と同じです。
フェルデンクライスって何?って人は、これを見てください。
骨盤と椅子の接地面を時計に見立てて「12時、3時、6時、9時……」と椅子と尻の接地面を移動していくというワークです。
ほとんどの人は、何度も何度もこのワークを繰り返して「骨盤がスムーズに動いてる!」という感覚を手に入れていきます。
1回で全身が連動して骨盤の連動を感じれるのは、よっぽどセンスの良い人だけです。
ところが今日のレッスンでは、全員がそれ以上の感覚を手に入れちゃったんですよ。
骨盤の動きから連動して全身が動いたんじゃありません。
手の動きから連動して全身が動いたんですよ。
たったの1回で。
テニスボールを使うと、普通のボディワークの何倍も早く、効率的に結果が出ます。
ボールのワークは、まだ始めたばっかりです。
これからもっともっといろんなことがわかってくると思います。
来週は保見のレッスンです。ここでもまた面白いことが起こると思います。
以下は今日のレッスンの内容です。
今日のテーマ「上半身のゆる筋トレ+ボールのワーク」
- 腕を上げる検査
- 歪み改善のバランサイズ(前腕、肩、脇、上腕、肩甲骨、背中)
- ボールのワーク
まずは楽に立つことから!
初回のレッスンであなたの姿勢の写真を撮ります。
2回目のレッスンでは、写真を見ながらあなたの姿勢について詳しく解説していきます。
バランサイズは背中の筋肉に着目しました!
背中の筋肉で背骨を支えることができるようになると、体幹の緊張がほどけて楽に動けるようになります。
答えはあなたが持っています。
「答えは、あなたが持ってます」