先日、神経整体サロンに岡崎からOさんがいらっしゃいました。
まぶたがたるんで重くて目が開かず、もしかして手術が必要かもと悩んでいたそうです。
暮らしの学校の生徒だったご友人が
「萩原先生ならなんとかしてくれるかも」
と紹介してくれました。
神経整体とパーソナルゆる筋トレで、楽に目が開いて、喜んで帰っていかれました。
今日は加齢とともに増えてくる「眼瞼下垂」について書いていこうと思います。
眼瞼下垂は加齢以外にも原因があります。
詳しく知りたい方は以下の記事をお読みください。
眼瞼下垂とは?
眼瞼下垂とは、まぶたが下がってきて見えにくくなる目の状態のことです。
多くの場合は、加齢によって上まぶたの筋力が弱くなることが原因と言われています。
モノを見にくい、見た目が眠たそう、疲れる、肩こり、頭痛、などを訴える方が多いようです。
年を重ねると、足腰の筋肉が弱ります。
まぶたの筋肉が弱ってしまうのも、ある意味自然なことといえます。
和田アキ子さんが受けた手術は、あれで成功だったの?
眼瞼下垂と聞いて思い出すのが和田アキ子さんです。
2018年11月に手術をされたようです。
当時は芸能人だけあって年齢を重ねても若々しい印象があったのですが、手術後の顔を見たときは不自然さにギョッとしました。
ご本人も見た目の違和感に文句を言っていたようです。
しかし医師は、眼瞼(まぶた)の機能が回復しているのであれば失敗とは言えないと伝えています。
上の二人は整形外科医だからでしょうか?
見た目を重視するなら、眼瞼下垂手術+美容整形手術が必要と解説されています。
まぶたという一部分のパーツだけを切るから不自然なのであって、まぶたに合わせておでこや頬のリフトアップを組み合わせれば自然になるそうです。
うーん……。
美容整形を加えても、見た目も含めて成功するかどうかは運まかせという気がします。
私の知り合いの例があるからです。
彼女は眼瞼下垂ではなく、一般的な整形手術でしたが。
術後は成功したと喜んでいました。
ところが時間が経つにつれ不自然さが目立ってきて、再手術が必要と言われました。
年を経て、姿勢が変わりたるみが出て顔かたちが変わってくると、不自然さが目立ってきて再手術を受けました。
その後もちょこちょこ手術を受けるはめになりました。
話を眼瞼下垂の手術に戻します。
眼瞼下垂手術も顔の皮膚を切る手術です。
たるんだ皮膚とはいえ、一度切ってしまったら元には戻せません。
和田アキ子さんの件は、他人事ながら胸が痛みます。
まぶたの筋肉の衰えを防ぐために
では、何をしたらまぶたの筋肉の衰えを防げるでしょうか?
まぶたは以下のように動いています。
眼瞼挙筋が収縮する
↓
挙筋腱膜が引き上げられる
↓
瞼板が持ち上げられる
↓
まぶたが持ち上げられる
挙筋腱膜が眼瞼挙筋から
眼瞼挙筋という筋肉が主として働いています。
しかし、眼瞼挙筋単体がまぶたを持ち上げるのではなく、挙筋腱膜、瞼板そしてまぶたと、眼瞼挙筋だけの働きではありません。
もう一つ、眼瞼挙筋の裏にはミュラー筋という筋肉が補佐的に働いています。
このミュラー筋は不随意筋といって、自分の意志で動かすことができない筋肉です。
眼瞼挙筋単体を鍛えても意味がなさそうですし、ミュラー筋は自分の力で動かすことはできません。
こんなのを見つけました。
額や頭をゆるめるマッサージが主のようです。
これは
……
……
意味があるのでしょうか?
筋肉のゆるみ改善に、なぜマッサージなんでしょう?
人によっては少し変わる(かもしれない?)という程度ですかね。
バランサイズで目が変わる?
初めての人がバランサイズのレッスンを受けると、大きく変わることがあります。
それは目の表情。
レッスンを繰り返すうちに、パッチリ開いた目が当たり前になります。
数カ月経って、ご本人に最初のころの写真を見せると、生気のない顔つきにびっくりされます。
生気がない=目力がない=まぶたが落ちている
ということです。
バランサイズを受ける前の状態は、
加齢によるまぶたの筋力不足の目つき
だったのです。
恐ろしいことに、30代後半ぐらいから筋力不足の目つきになっていきます。
ではなぜバランサイズで目が開くようになるのでしょう?
バランサイズは背筋を奥深くから鍛えます。
一瞬で背筋の出力がアップします。
自然な背筋の力で背骨を立てるので前のめりだった姿勢が良くなり、頭が本来の位置に戻ります。
下にたるんでいたまぶたが上方向(背中側)に引っ張り上げられ、
動きやすくなるのだと思います。
これは完全に私の考えです。
とはいえ、バランサイズ教室に入会してから、目つきがぼんやりしたままの人が一人もいないことから見ても、この理論は正しいのでは?と思います。
いくつになっても自然にパッチリと開いた目を維持したいですね。
まずはあなたの姿勢を知ることから!
初回のレッスンであなたの姿勢の写真を撮ります。
2回目のレッスンでは、写真を見ながらあなたの姿勢について詳しく解説していきます。
ご自分の姿勢を客観的に知ることで姿勢が一瞬で変わってしまう方もいます。
「答えは、あなたが持ってます」