4/10の記事の続きです。
4/9は上社教室でした。
この日は卓球が趣味の方が大勢参加されていたので、久しぶりに立腰体操の「ちょっと奥さん」を行いました。
「ちょっと奥さん」は何が素晴らしいかというと、簡単なのにカラダが変わるんです。
噂好きの大阪のおばちゃんを憑依させて、「ちょっと奥さん」と言いながら、隣の奥さんを手招きする。
これだけです。
ところで、立腰体操は昨年の11月に退会しました。
たくさんあった立腰体操、今ではほとんど使っていません。
だけど「ちょっと奥さん」はたまに引っ張り出してきます。
理由は2つ。
簡単で誰でもできます。
笑いが起こります。
前回のブログに「心が変わることで腰痛が良くなった」という私の経験を書きました。
あまりにも私の腰痛が改善したので、バランサイズの教室ではどうだろう、と思い、
「ちょっと奥さん」を教室で試してみることにしました。
レッスンの初めに「ちょっと奥さん」のやり方をレクチャーします。
私が大阪のおばちゃんの動き、顔つき、心持ちでデモンストレーションをして見せます。
皆さん、恥ずかしがってもじもじしながら手を振り下ろします。
たいていは動きが小さく手だけを肩から振り下ろすか、野球のピッチャーのように大きく振りかぶります。
バランサイズで上半身をゆる筋トレした後、再度「ちょっと奥さん」です。
動きが小さかった「ちょっと奥さん」が、実に上手になっています。
肋骨や脇回り、肩甲骨が柔らかく使えるようになったからです。
自分でも変化に気づくのでしょう。
表情がパッと明るくなります。
そして教室中に連鎖が起こります。
隣の人が上手くできると、その隣の人も上手くなります。
上手くなればなるほど、腹の底から笑いが起きてきます。
全員が大阪のおばちゃんの「ちょっと奥さん」そのものになっているからです。
いつの間にか格好つけていた自分の殻が剝けたのです。
レッスンが終わって掃除をしていた時、腕が上がらなかった女性が私のところへ駆け寄ってきました。
「手が上がります! 後ろにも回ります。こんなこともできます。こんなことも……」
私の前で、腕をいろいろと動かして見せてくれました。
顔つきも、キラキラ明るくなっていました。
彼女は五十肩と診断され、整形外科に通い、理学療法士の指導の下でリハビリを行いました。
いわゆるマシン筋トレです。
一か月努力しましたが、腕に変化はなかったそうです。
この腕では先生に迷惑がかかるから、先月はお休みしたんです。と話してくれました。
ところが、たった一回の「ゆる筋トレ&ちょっと奥さん」で腕が上がったのです。
彼女はちょっとシャイなところがあります。
動きも小さめです。
ゆる筋トレで体幹がゆるんだこと、たくさん笑ったこと、自分の殻が剝けたことで、心とカラダが変わりました。
それが腕の動かし方にも、大きく影響したのだと思います。
余談ですが、今回のような成功体験を重ねることで、彼女のシャイな性格も変わっていくかもしれないです。
(私のこういう予感はかなり当たります!!)
この「ちょっと奥さん」効果は、岡崎の教室でも奇跡を起こします。
まずは自分の姿勢を知ることから!
初回のレッスンであなたの姿勢の写真を撮ります。
2回目のレッスンでは、写真を見ながらあなたの姿勢について詳しく解説していきます。
バランサイズは背中の筋肉に着目しました!
背中の筋肉で背骨を支えることができるようになると、体幹の緊張がほどけて楽に動けるようになります。
「答えは、あなたが持ってます」