今日も神経整体のお話です。
今日のお客様は何年間もゴッドハンドを渡り歩いて、どれだけお金と時間を使っても全く改善しなかった股関節痛の持ち主Sさんです。
昨年９月、YouTubeで神経整体を見つけて私に連絡をくださいました。
その後真面目に通っていただいて、長らく苦しんできた股関節痛はかなり改善されました。
そうしたら今日は、珍しく「腕の痛み」のご相談でした。
Sさん、前日に手縫いで浴衣を繕われて、右肩～前腕を痛めたそうです。
今日のブログは「肩～腕の痛み」の施術についてです。
「神経整体の基本の肩の技」はこんな技
「肩の痛み」には「基本の肩の技」があります。
神経整体ではこの「基本の肩の技」を一番最初に習います。
下の動画は、私を神経整体に誘ってくれた友人、小澤先生の「基本の肩の技」です。
お客さんの腕が軽々と回っているのが見て取れます。
ちなみにこの動きは、小澤先生が動かしているのでありません。
お客さんの腕が勝手に動いています。
これを「神経反射」と言います。
私たちが行っている「神経整体」は神経に反射を起こして治癒に導く整体です。
神経整体師なら、Sさんの症状には真っ先に「基本の肩の技」を使います。
私は一年間練習を積んでこの技を使えるようになりました。
が、施術で使っていません。
私独自の「肩～腕の神経整体」
私は何をするのかというと、動画のように腕を持ち上げません。
背骨～手首までを関節で分けて、
- 背骨⇔肩甲骨
- 肩甲骨⇔肩
- 肩⇔肘
- 肘⇔手首
を一回一回両手ではさみます。
両手がつなぐラインのどこかにある神経の滞りを探すのです。
背骨⇔肩甲骨、肩甲骨⇔肩……とはさんでしばらく待って、を繰り返しました。
肘⇔手首をはさんだときに、
独特の「震えるような反応」が伝わってきます。
「滞りのサイン」です。
あ、ここだな！
その瞬間、Sさんの前腕が指先方向にうにょ～んと伸びていきます。
「神経の滞り」を解放する神経反射です。
動きとしては数ミリ～１センチでしょうか。
「あっ、今痛みが消えました！」
Sさんがおっしゃいました。
痛みの元凶の「神経の滞り」をピンポイントにリリースすると、スッキリと痛みが消え去ります。
お客様も私も
スッキリ取れて気持ちイイ～～
となります。
どっちが改善できるのか？
筋力のある男性なら動画の「基本の肩」の技で治せると思います。
実は「基本の肩」の技は時短にもなるんです。
私はといえば、時間はかかりますが、関節ごとの「神経の滞り」を全部確認して、取りこぼしが無いように探していきます。
指先から肩甲骨までを一気に治そうとするより、確実に「こことここの間の滞り」を見つけてリリースすることを目指しています。
このやり方で、
「一度治ったところが戻らない」
とお客様におっしゃっていただけました。
たまには効率を求めない整体師がいてもいいのでは？と思います。
これからも「問題を解決する」ことだけを目指して、一回の施術にじっくり時間をかけてやっていきます。
※動画の小澤先生は、繊細で大変高度なテクニックをお持ちの先生です。
大阪にお住まいの方は小澤先生の神経整体を是非受けてください。
全ての不調は神経が原因です。
神経整体で、心とカラダの奥深くから改善可能です。
どこに行かれても治らなかった方
長年苦しまれている方、
是非お試しください。
