「魔法のナイトキャップ」をゲットしたのは岡崎の人でした

今日は、豊田の保見教室の生徒、Iさんに誘われてランチをご一緒しました。

Iさんは私が講師をしていた岡崎の暮らしの学校のスタッフです。

彼女がプロジェクターの準備をしていたときに、私が声をかけました。

姿勢の悪さにびっくりして、５分ほど背中のバランサイズをやってもらいました。

２週間後、素敵に姿勢が変わられていて、「先生のお陰です」とお礼を言われたのでした。

それ以来、バランサイズの教室に通ってくださっています。

ランチの後は私の神経整体サロンでお茶を飲みながら、おしゃべりに花を咲かせました。

「絹製ナイトキャップ」の話題になりました。

絹製ナイトキャップはネットで1000～2000円で売られています。

例えばこんな商品です。

洗髪、ドライヤー後に絹製のナイトキャップを被ると、髪の毛がツヤツヤサラサラになります。

髪の毛が落ち着いて、人によっては化学物質満載のトリートメントが必要なくなります。

私の神経整体サロンでもお売りしています。

日本製の着物用の生地でK美さんの手作りです。

K美さんは不思議な女性で、どこかから「降りてきた」ものを作ります。

例えばこれもそう。

降りてきたイメージだけで縫い上げて、私が着たら袖の長さから丈までピッタリだったのです。

私のサイズを測らずに、です。

サロンのナイトキャップの値段は4000円前後です。

皆さん、

「もうネットで買って持ってるから」

と断られます。

ネットの倍の値段だから、ということもあると思います。

私は強く勧めません。

縁がある人の手に渡ったらいいな、と思っているからです。

ところがIさん、一目見るなり購入されました。そして、

「これは知り合いに全部売れると思う」

とおっしゃって、残っていた商品も全部お持ち帰りされたのでした。

K美さんは着る人をイメージしながら「これを着た人が健康で幸せになりますように」と願いを込めてミシンをかけるそうです。

気づいたら、縫いあがっているそう。

「大量発注を受けたから」「お金を稼げるから」という姿勢でミシンをかけると、苦しくて苦しくて、

「もう、お金いらないから作りたくない」

となるのだと笑っていました。

だから彼女が作る製品は縁のある人にしか手に入りません。

K美さんのナイトキャップを手に取ったとき、あまりの良さに胸がズキズキして、

これ、うちのサロンで売るからもっと作ってちょうだい！

とお願いしました。

K美さんは私のサロンのお客様をイメージして、すぐに作ってくれました。

彼女は「ネットと同じぐらいの値段」で設定したのですが、

「人権を無視した国の工業製品と同じ値段にしちゃあダメ」

と私が今の値段に付け直しました。

K美さん製は着心地はもちろん、その人のカラダが、心が、人生が、上向きになる魔法がかかってるんです。

私はこのナイトキャップを手に取った瞬間に「これはすごい」と感じました。

ナイトキャップを使用して半年たった今も同じ気持ちです。

今まで一枚も売れなかったのに、Iさんはナイトキャップを手に取るなり購入したのでした。

Iさんは手相の占い師に「あなたは頭の病気になる可能性がある」といわれたそうです。

頭を守ってくれるものを探していたところ、私のサロンでナイトキャップと出会ったわけです。

「頭にかぶるから、本当に良いものを探していたんです」

昔、体操教室の生徒に言われた言葉がよみがえってきました。

「先生、岡崎の人は特別だよ。あの人達は値段じゃない。本物を見分ける人達だよ」

Iさんが在庫まで全て持って帰られたのは、岡崎の人だからかもしれないと納得したのでした。

余談ですが、K美さんは私から神経整体を習っています。

空から降りてくる言葉や、内臓に閉じ込められた感情を聞いて施術することができます。

誰一人タッチできなかった私の腰の奥深くに残った痛みも、彼女のお陰で目覚ましく良くなっています。

K美さんの神経整体師デビューをお楽しみに。