こんばんは。
一昨日、フサエさん宅に伺いました。
私がフサエさんの家に着くなり、フサエさんはテニスボールを2つ手渡してくれました。
「こうやってボールを持って歩くと、カラダが軽くなるよ」
教えてもらった通りやってみましたが、最初はピンときませんでした。
カラダが変わるテニスボールの持ち方
- 手のひらの上にテニスボールを載せます
- 手の平の中の親指と中指でボールを握ります
- 全部の指から力を抜きます
- 手の平を上に向けたまま腕を振って歩きます
「指の力を抜いて、ボールにふわっと置いてごらん」
下の画像のように持ちますが、指で持たずに手の平の中の指で持つイメージでした。
いろんな持ち方を試して、なんとなく言われてることがわかってきました。
何も持たないときと、テニスボールを持ったときだと、カラダの軽さが変わります。
木刀を持つと歩き方が変わると以前書きました。
木刀を持ったときは、肘が真っすぐ前後に振られます。
ガニ手にならず、すっすっと歩けます。
テニスボールを持って歩く場合は、肘も手も好きな方向に動きます。
その代わり、足もカラダも軽く感じられます。
しばらく歩いていると、だんだん小走りに変わっていくほどです。
ちょっとした散歩なら全然疲れないと思います。
今日は休日だったので、テニスボールを持っていろんな実験をしてみました。
一人でじっくりやってみると、びっくりすることがわかりました。
指の力が抜けません。
特に親指が反ってしまうのです。
ボールに沿わせて指をほんのり丸める、ということができないのです。
指ではなく手の平でボールを持つのです。
この持ち方でも最大限に力を抜きます。
これがまたできません。
テニスボールは毛羽だっているので強く押さえなくても摩擦で持っていることが可能です。
ところが気を抜くと、力を入れてしまうのです。
「持つ」という行為は「力を入れるもの」と、私の脳に刷り込まれているのでしょう。
1時間近くこれを続けていると、フト指の力が抜ける瞬間があります。
その時アッと思ったのですが、
指の力が抜けると、腰の力も抜けたのです。
その後は、一本ずつ指の力を抜いたり、手首を曲げる方向を変えたりして、腰に対する影響を調べていました。
結論を言うと、私の腰痛と親指を反らして使う癖は何らかの関係がありそうだということです。
フサエさんが「手指も足指も、全身と繋がっている」といつもおっしゃいます。
「指と連動して仙骨を立てる」ときに背骨と指がつながっていることがありありとわかって、心底驚きました。
でも、私の親指と腰のほんの小さなポイントが連動してるなんて、想像もつかなかったのです。
先週、セミナーの復習をしていて、立てないほど腰を痛めてしまいました。
ずいぶん良くなったのですが、立ったり座ったりするときに、ピキンとくるので、恐る恐る動いていました。
今日の午後、3時間ぐらいテニスボールを握りながら指の力を抜く練習をしました。
今、ピキンがなんともないのです。
くしゃみをすると腰に響いて悲鳴をあげていたのですが、何ともありません。
もし指の力が完ぺきに抜けたら、カラダはきっと変わるんでしょうね。
そして、ふと思い出したのが、酷い腰痛持ちの生徒のことです。
「手の握り方が間違ってるよ」と何度か指導したことがあります。
全部の指を曲げるときに、根元は反らして曲げる癖があるのです。
あの癖を治せば、腰が変わるだろうと思います。
そういえば、バレリーナは指先に力が入っていません。
私のお気に入りの高田茜さんです。
指先がふんわりと動いています。
全身を柔らかく使える理由の一つが、この指先なのですね。
まずはあなたの姿勢を知ることから!
初回のレッスンであなたの姿勢の写真を撮ります。
2回目のレッスンでは、写真を見ながらあなたの姿勢について詳しく解説していきます。
カラダを外からも中から知ることで、カラダに対する感覚が変わります。
「答えは、あなたが持ってます」
まずはあなたの姿勢を知ることから!
初回のレッスンであなたの姿勢の写真を撮ります。
2回目のレッスンでは、写真を見ながらあなたの姿勢について詳しく解説していきます。
カラダを外からも中から知ることで、カラダに対する感覚が変わります。
「答えは、あなたが持ってます」