長年苦しまれた【脳脊髄液減少症】

今日は「脳脊髄液減少症」のお客様が

いらっしゃいました。

10代から

頭痛、めまい、だるさ、カラダの重さなどの症状が

始まったそうです。

酷いときは起き上がることができません。

いろんな病院で診察を受けて

「脳脊髄液減少症」の診断が出ました。

長年苦しまれてきたこと、

どこへ行っても治らなかったことから、

神経整体のお客様を介して

ご紹介いただきました。

実は私、

「脳脊髄液減少症」という名前だけは知っていました。

オステオパシー技術の中でも特に有名な

J.E.アプレジャー先生の「頭蓋仙骨治療法」

の本で目にした覚えがあるからです。

オステオパシーの「頭蓋仙骨治療法」は

一次呼吸(頭蓋骨や体全体でみられる規則的な動き)に合わせて、

頭蓋に這わせた手のひらを

すぼめたり開いたり、

お客様の動きに合わせていきます。

オステオパシーの頭蓋仙骨療法で

一次呼吸が正しく改善されると

脳脊髄液の流れも良くなるそうです。

つまり「脳脊髄液減少症」にも

効果があるということです。

神経整体セミナーにも

「頭蓋療法」があります。

こちらは施術者の手のひらを

お客様の頭蓋の下に敷くだけ。

お客様が、

頭の下にある「手」の存在を忘れるほど

柔らかい手になればオッケーです。

実は

「何もしない柔らかい手」

が案外難しかったりします。

フェルデンクライスのF.I.というセラピーが

まさにこの手を使います。

短い期間でしたが、

私はフェルデンクライスの

「プラクティショナー養成コース」に通いました。

そのおかげもあってか、

私は「何もしない柔らかい手」が

得意なのです。

ただ手のひらを置いておくだけ。

お客様の頭が動けば、一緒についていきます。

そして今日は、

セミナーで習った方法とは違う、

もっと繊細な「頭蓋療法」を

行いました。

横浜の先生に神経整体の施術を受けて

とても良かった頭蓋の技に

私のオリジナルを足しました。

両側頭部に私の手のひらをあてて

より深く、そしてより細いラインで

カラダの奥を探っていきます。

力は一切いれません。

「無」です。

そして「同調」。

「同調」が上手くいくと

お客様の呼吸が

波の満ち引きのように感じられてきます。

いつの間にか私は

波に押されたり、

波に引かれたり、

を繰り返す

砂浜の貝殻のようになっていきます。

右肩→右手、左鼠径部→左足に

違和感が出たとのことで、

頭蓋療法はいったん中止。

違和感が出た右肩と左鼠径部を繋いで

しばらく「同調」。

右肩と左鼠径部が動き出し、

まるで1つの部品になったようでした。

……

……

「左鼠径部から足先がスッキリしました」

お客様がはっきりした口調でおっしゃったので、

神経整体の施術はそこで終わりにしました。

最後は動きが悪い股関節、肩甲骨周り、前腕に

インナーマッスルの筋トレを入れました。

デスクワークをなさっているので、

どうしても硬くなりがちです。

施術後に

「顔周りがすっきりしました」

「身体が軽くなりました」

とのことで、

初回の施術は大成功だったと思います。

この先神経整体を続けられたら、

ぐっと改善しそうな予感がします。

「脳脊髄液減少症」かなと思ったら、

まずは医療機関で検査を受けてくださいね。

神経整体をお試しください

全ての不調は神経が原因です。

神経整体で、心とカラダの奥深くから改善可能です。

どこに行かれても治らなかった方

長年苦しまれている方、

是非お試しください。

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