６月になってから、
神経整体の感覚が
どんどん深くなっていきました。
一般の整体にありがちな
「筋骨格系の施術」
から
「内臓、特に子宮の施術」
へと変化していきました。
女性の「どこへ行っても治らない」、
腰痛も股関節痛も内腿痛も膝痛も、
根本原因を追いかけていったら、
子宮の問題に行き当たったということです。
「子宮周りで思い当たること、ありませんか？」
と聞くと
「特にないです」
といわれていました。
施術レベルがアップして
子宮にアクセスできるようになってから、
お客様は意図していない言葉が
口からこぼれ出るようになりました。
「……実は堕胎しました」
「……実は流産しました」
「……手術をしました」
「……夫に冷たい扱いをされました」
皆さん、はっとした顔をします。
しばらく押し黙ってから
「20代の頃の話ですよ」
「今日まですっかり忘れてました」
「今まで誰にも話したことがなかったんです」
さめざめと泣く方もいらっしゃいます。
本当に忘れていたのでしょう。
いえ、忘れようと頑張っていた……？
子宮の奥深くに閉じ込めていた、
人に話せなかった辛い出来事は、
私の手がそこに触れた途端、
重くて硬いフタが空いてしまいます。
遠い昔の記憶を
思い出すことで、
言葉にすることで、
他人（私）と共有することで、
深刻さが薄れていくのかもしれません。
同時に、いままで
どこへ行っても
どんなゴッドハンドでも
治すことができなかった
「酷い痛み」や「違和感」が、
消えていくようです。
このあと
元に戻らない。
とおっしゃられます。
ということで、
痛みの根本を探っていったら
子宮に行きついて
そこに眠っていた過去の記憶
つまり
お客様のプライベートな情報を
扱わざるを得なくなってしまったわけです。
そのために
どんなことでも
安心して話せるような環境づくり
が必要になりました。
私は今まで、
それはそれはたくさんの
整体、マッサージ、鍼灸、
その他のセラピーに通ってきました。
しかし施術同意書にサインをした覚えは
ほとんどありません。
唯一「メンタルセラピー（心理療法）」だけです。
実は私、苦い経験があります。
約10年前に
フェルデンクライスというボディワークで
F.I.というセラピーを受けたときのことです。
私のプライベートな相談を、
私に無断で全く関係ない人に
私の話を伝えてしまったのです。
その先生に抗議したら、
「協会のために必要なことだから」
といわれて愕然としました。
私のプライベートはどうでもよいと
言われた気がして
すごく傷ついたことを覚えています。
私のお客様には同じ思いをしてほしくない！
うっかり口にしてしまっても
後悔することがない環境を提供したい。
と強く思いました。
そこで
「クライアントの個人情報の保護」
の項目が入った「施術同意書」に
サインしていただくことにしました。
これからも心からリラックスして
当サロンの神経整体を
受けていただきたいと願っています。
全ての不調は神経が原因です。
神経整体で、心とカラダの奥深くから改善可能です。
どこに行かれても治らなかった方
長年苦しまれている方、
是非お試しください。
