今日も神経整体の施術だったのですが、お客さんも私も予想だにしなかった事が起こりました。
私の整体の最終目標は「完璧に健康なカラダ」です。
その目標に近づく重要なヒントに出会った気がします。
今の私の勉強と将来の私の答え合わせのためにここに書き留めておこうと思います。
どこへ行っても治らない症状で悩んでいる方もお読みいただいた方がいいかもしれません。
今日は神経整体3回目のお客様でした。
ご本人の了承を得てここに書き込ませてもらっています。
性別:女性
年齢:50代後半
相談内容:長年続く腰痛
発症した時期:30代で出産した後
今まで通ったところ:整体、マッサージ、鍼灸、オステオパシー、気功
神経整体1回目:膀胱
神経整体2回目:腎臓
3回目の今日は子宮にアプローチしました。
私の施術の特徴ですが、何も考えずにお客様のカラダに触れて反応したら、そこがその日に施術する部位です。
女性の腰痛は恥骨周りに問題があることがとても多いのです。
今回もまずはそこから触れてみたら、顕著な反応があったわけです。
左手は肝臓に、右手は子宮に置きました。
これも私だけの感覚のようですが、肝臓はその人のカラダの情報を伝えてくれる司令塔です。
最近は肝臓の反応をキャッチするために片手は必ず肝臓に触れます。
しばらく経つと子宮と肝臓が動きだしました。
私「肝臓がものすごく動いてるの,わかりますか?」
お客様「はい。すごいですね~」
ほとんどのお客様は肝臓の動きを感知されます。
それほど分かりやすく、はっきりと動きます。
……
しばらく経つと肝臓の動きが変わりました。
私「肝臓がギシギシいい始めましたね。金属みたいみたいな音」
お客様「あ、この感じ……どうしようかな。先生には言っちゃおうかな」
……
……
お客様「私、若いころ子供を堕したことがあるんです。このギシギシした感じ、あのときの細いかぎ針の感触です」
私「!?」
お客様「今の肝臓の動きで急によみがえってきました。何十年もすっかり忘れてたのに」
なぜ肝臓から堕胎の過去を思い出したのでしょうか?
なぜ肝臓が堕胎のかぎ針の感触を再現したのでしょうか?
何かの本で、トラウマがカラダのいろんな部位に埋まっていると読んだことがあります。
正に肝臓にトラウマを始めとする記憶が溜まっているのかもしれません。
そしてこんな会話もありました。
お客様「こういうことってあんまり他人に言いたくない話じゃないですか」
私「そうですねえ。こんなこと言ったらなんて思われるのかなって躊躇しちゃいますよね」
お客様「ここでは全て話した方がいいかなと思うんですよ。先生は何を話しても否定せずに受け止めてくれるでしょうし」
私「カラダの奥深くにある秘密を共有すると、私の手が触れる場所、治すべき場所が本質に迫っていくかもしれないですね」
お客様「全て吐き出さないと、全部治らない感じがしたからしゃべっちゃいました」
この方、すごいと思いませんか?
全くカラダとは関係ないことを仕事にされています。
長い間腰痛を患ったことで、普通の人の何倍もカラダの声を敏感に聞き取れるようになったのかもしれません。
「他人に話せない出来事」は自分自身が重く受け止めたままだから他人に話せないのです。
人に話せないひっかかりやこだわりがカラダのどこかに埋まったまま、長い年月放置していると、いつか淀んで腐って、痛みとなってでてきます。
カラダの表面をどんなに施術しても、カラダの奥深くに埋められた痛みが根本から治るはずがありません。
その場では治ったようにみえても、元に戻ってしまうのは当たり前です。
整体、マッサージ、オステオパシーなどの施術の効果が長続きしないのは、こういう理由があるのかもしれません。
しばらくすると肝臓と子宮の動きが止まりました。
そのあと首と鎖骨を調整して施術を終えました。
お客様は清々しい! というようなスッキリした顔つきで起き上がりました。
その方から夜にLINEがありました。
「3回目にして、どんどん本質に近づいていきますね。堕胎のこと今日まで忘れてました。帰り、気分が良すぎてお寿司を食べました」
今日の出来事がこの方の今後のカラダの変化にどういう影響を与えるのか、とても楽しみです。
もしかしたら、私の施術の効果が一足跳びで速まるかもしれません。
神経整体って、こんな感じで新しい発見があります。
お客様と2人で今日もワクワクを味わっています。
全ての不調は神経が原因です。
神経整体で、心とカラダの奥深くから改善可能です。
どこに行かれても治らなかった方
長年苦しまれている方、
是非お試しください。