まずはこの検査を行ってみてください。
- 足は腰幅で立つ。手は胸の前で交差。
- 腰と顔は正面のまま、動かさない。
- 胸だけを右に、左に回して、どれぐらい動くかを確認する。
何がビックリって、ほとんど動きません。
っていうか、顔を正面に向けたまま胸なんか動くわけないって思っていませんか?
それ、胸を固めてしまっているんです。
胸椎はなんと12個あります。
この12個のパーツが蛇腹のようにそれぞれ回旋するはずなのです。
私たちの身体感覚の中に、胸が蛇腹のように回旋するという意識が全くありません。
悲しいかな、私たち日本人に共通する感覚です。
なぜそんなことになってしまったのでしょう?
原因は学校教育です。
ラジオ体操、一切胸を動かしません。
今見ると苦しいです。
このダンスも体幹カッチカチですね。
日本人っぽさ全開です。
あれ?
これも……サントリーでした。
偶然でしょうが、ロコモアもサントリーでしたよね。
サントリーは、カラダを壊す動きを植え付ける広告が好きですね。
他の会社も似たような広告を出しているのでしょうけど、いかんせん、サントリーは大量に広告を出しているので目につきやすいのでしょう。
では、私たちのカラダの奥深くに刻まれた「胸が動かない」カラダを変えるにはどうしたらいいのでしょう?
縮んでいるところをほぐして伸ばす。
これを繰り返すことです。
私はバランサイズ(ゆる筋トレ)という手法を使います。
筋肉が縮むことで、筋肉は反対に緩もうとします。
そこですかさず筋肉を柔らかく伸ばします。
これを繰り返すと、かなり良い感じに柔らかくなります。
ところがここ最近、これだけでは足りないと感じ始めていました。
カラダの歪みを取ること。
これができないものかと。
左右のどちらかに偏った緊張があると、背骨を蛇腹のように動かすことができないからです。
さて、最近腰の王子の立腰トレーナー養成講座で「フィジカルタイプ診断」というものを知りました。
まずカラダの偏りを診断して、筋トレやストレッチで偏りを無くしていこうという考え方です。
片側にプラスを入れて片側にマイナスを入れる、のように偏りを徹底的に取り除こうというものです。
私自身が試してみて、自分のカラダの変化にものすごく可能性を感じました。
特に膝痛に効果があるのではないかと。
教室を始めてから多くの膝痛患者を見てきて、膝痛はカラダの歪みが原因ではないかと思っているのですが、フィジカルタイプ診断で膝痛が改善するかもしれません。
私は2年半前に右足くるぶしを骨折したのですが、その影響で膝痛になってしまいました。
その膝痛がフィジカルタイプ診断の歪み調整でスッキリ良くなったのです。
これがたまたまなのか、フィジカルタイプ診断の歪み調整のお陰なのか……。
教室でも少しずつ導入していくことを予定しています。
生徒の皆さんの変化を見ることで、膝痛への効果が期待できるかどうかがハッキリすると思います。
まずは楽に立つことから!
初回のレッスンであなたの姿勢の写真を撮ります。
2回目のレッスンでは、写真を見ながらあなたの姿勢について詳しく解説していきます。
バランサイズは背中の筋肉に着目しました!
背中の筋肉で背骨を支えることができるようになると、体幹の緊張がほどけて楽に動けるようになります。
「答えは、あなたが持ってます」