【反り腰】お腹に力を入れて立てば良い姿勢になる?

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。😉

今日、教室が始まる前に「何の体操ですか?」と声をかけてくれた方がいました。

チラシを渡すと「姿勢が良くなるんですね」とおっしゃいます。

その方は下腹に体重をかけて、反り腰気味に立っていました。

「背中の筋肉でカラダを支えるようになると、姿勢が変わってきますよ」

と伝えたところ、

「腹筋を使って、お腹に力を入れて立たないといけないんですよね」

とおっしゃいました。

「やめてください!」

と言いました。

これ、ほんと、やめてください!なんです。

「意識して〇〇をする」

に良いことはありません。

良い姿勢を意識すると、不自然に体を固めてしまいます。

そして、これこそが多くの日本人の痛みやコリの原因なのです。

たまに、筋肉のないだらんとした体つきのお年寄りがいます。

いかにも尿漏れしそうな体つきです。

その代わり、どこにも力が入っていません。

こういう人は、数回のレッスンで目覚ましく美しい姿勢になります。

必要な筋肉を活性させるだけ、だからです。

反対に、良い姿勢を意識して作ってきた人は、いらぬ力が入っていて、これを抜くことが一苦労なのです。

  • 不自然な体つき
  • 間違った意識→不必要な力で固める→間違ったカラダの使い方→不自然な体つき

では、上のほうが修正に時間がかからないということです。

特に「反り腰が美しい姿勢だという間違った意識」は修正に時間がかかります。

人の価値観は簡単には直りません。

普通、体操教室ではカラダを動かすことでカラダを改善します。

私の教室では、まずは生徒さんご自身の姿勢をスライドで見てもらいます。

正しい姿勢というものを理解してもらった上で、カラダを改善します。

では、正しい姿勢ってどんな姿勢でしょう?

地球の重力に逆らわず、不必要な力を入れずに立つこと。

これがもう、ほんとうに難しい!!

だからまずは、●●して良い姿勢にしよう、という余計な「意識」を持たない。

これを口を酸っぱくして伝えたいと思います。

姿勢を改善したいなら

まずはあなたの姿勢を知ることから!

初回のレッスンであなたの姿勢の写真を撮ります。

2回目のレッスンでは、写真を見ながらあなたの姿勢について詳しく解説していきます。

ご自分の姿勢を客観的に知ることで姿勢が一瞬で変わってしまう方もいます。

「答えは、あなたが持ってます」

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